なんとなく伝えたいこと

16歳から音楽をやって高校生の時に完全にバンドマン化となりまして、修学旅行も一人だったし

放課後スイパラ行こうと誘われてもドラム叩きたいからって断ってたらいつの間にか友達が減って、

"うららってバンドの事ばっかりだよね、忙しいししょうがないよね"という理由で特に学生時代は全てほぼ音楽につぎ込んでた。だから軽音楽部に入ったらいいんだろうと思って入ったけど私の良くないところで"ガチで将来ミュージシャンになりたい"っていう願望が強すぎて大人数が部活を退部してた。フジファブリックの夜明けのBEATが演奏できない時点でお前要らないとか言ってたら人が消えてた。自分もドラム上手くもないのに。その頃は音楽の世界がどんなものなのかというので理解しようとしてくれた友人がいてライブも見に来てくれてたけどいつのまにかその子とは仲悪くなってた。(今は仲良い)

 

因みに仲良くもなかった人が、私がちょっと大きい舞台とかで叩いた際に連絡くる人は本気で嫌い。

それは今も変わらない。

 

話戻すと、高校3年にしてようやく理解してくれる友人が居たから卒業出来た。普通に体力系の体育の単位足りなかった。

夏は水泳の単位が足りなくて追泳、10mしか泳げないからビート板で毎回2時間くらい泳いでて先生がメチャクチャ笑ってた。マラソンに関しては毎日具合悪いという理由で走ってなかったので30分追走、インキャだったので華やかなサッカー部に毎回笑われてましたね。いつも普通に演奏後帰る時間も遅くて、先輩のバンドマンに打ち上げとかでヘタクソって言われる日々だった。自信がなかったから意見を鵜呑みにして自己肯定感のカケラもない日々でした。本気で毎日自分のことが嫌いで仕方なかった。学校では遅刻ばかりを繰り返して先生に怒られてばっかり、反省文を書く日々だったけど今の自分もっと音楽好きになってるから良かったなと思ったり。いや、よくなかった気もしてる。説明が難しい。

 

唯一の救いは私が高校3年の頃の担任の先生だった。

音楽が好きな先生で、私が当時やってたバンドのCDが全国流通するという事で伝えたらタワレコまで足を運んでCDを買ってくれて、朝のホームルームで嬉しそうにみんなに紹介してくれた。そこから人に好かれて学校生活がとても楽しく感じた。直向きに頑張ってた と思うから遅刻常習犯すぎて問題児だったし、そもそも遅刻してるの理解しながらも近辺のなか卯でモーニングセット優雅に食べてたりしてた。今思うと本気でヤバい人です。店員さんが不思議そうにみてたと思う。

 

音楽って本当に大切で、こんな技術もなくて適当にやってそうに見えるだろうけどやり始めた理由だけは誰よりも強い気がする、音楽って案外楽しい。

10代の頃は自己満、20代からは自己満じゃなくなる。兎に角バンドやってみたいって思ってる人は絶対やってほしいなって思う。生きる意味を見つけられる。

 

最近本当に自分の事で必死だったけど、その大好きだった担任が今年に異動になる。休み作って会いに行こうかなって思ったわけです。人生ってすごいなって、最近思いました。兎に角やりたいことをひたむきにやる事って凄く素敵。昔の自分、ありがとうって今では思える。今の自分が好きになれるように努力する日々です。参考にもならないけれど、何かを頑張ることって本当に素敵だなと。そういうのって記憶の中で一生消えない大切な宝物になります。

 

みなさんもいい人生を 今からでも遅くない